下記について話したPodcastです。
- イーサリアムがDencun(デンクーン)アップグレード。イーサリアムをスケーラブルにする上で重要なダンクシャーディングが未来像としてあるが、その中間段階となるプロトダンクシャーディングが取り入れられた。結果としてレイヤー2のトランザクション手数料が減少。アップグレード後のトランザクション手数料はOptimismが5セント、Baseが6.4セント、Arbitrumが16セント、zkSyncが16セントへ
- ビットコインが3月14日に過去最高の$73,835を記録したが、その後$68,000前後まで下落。一方、ビットコインETFは2ヶ月で$55Bのアセットとなった。多数のビットコインETFがある競争環境で、BlackRockのiShares ETFが圧倒的に強いが、VanEckはシェア拡大のためETFの手数料を1年間ゼロとして、1日で$119Mのインフローを記録した
- Microstrategyさらに$600M分の転換社債を発行してビットコイン購入へ
- 英国の裁判所がCraig WrightはSatoshi Nakamotoではないと判決。判決内容は、「Craig Wrightは、1)ビットコインホワイトペーパーの筆者ではない、2)2008年から2011年までSatoshi Nakamotoのハンドルネームで活動した人間ではない、3)ビットコインシステムのクリエーターではない、4)ビットコインソフトウェアの最初の作成者ではない」
- 審査中のEtherのETF承認だが、5月23日のデッドラインまでに承認される可能性は35%とBloomberg ETFアナリストが発表。それまでは70%としていたが、半分に確率が下がったことになる。他のアナリストも同様の見解を発表。SECが承認に向けての対話に乗ってきていないため
- ヘリウムモバイルが月20ドル携帯プランを提供。ヘリウムは、ノードを提供するとトークンがもらえるSolana上のネットワークだが、最近携帯キャリアのTMobileと提携し5Gサービスを提供している
- MakerDAOがステーブルトークンDAIのセービングスレートを5%から15%に引き上げ。5%では他でもっと高いレートがあり競争力がなくなり、1週間でDAIの供給量が$5Bから$4.4Bに下がったため。DAIの担保はリアルワールドアセットに投資されているため、DAIが返還された時のリクイデートに時間がかかる可能性があり、一気にDAIが売られると問題が生じる可能性がある
- Worldcoinがスペインで暫定的に利用禁止に。個人情報保護法に違反していないかの審査をするため。一方、Trail of Bitsの監査によれば、WorldcoinのOrbは個人情報は保存せず、アップロードされるのは虹彩のIDのみ
- Binanceの元CEO Changpeng Zhao (CZ)は米国での判決を待つ間米国から出国禁止令が出ているが、さらに米国当局からパスポートを提出するよう指示
- ピンクの帽子を被った芝犬のミームコイン、Solana上のDogwifhatが、ラスベガスのスフィアでミームを表示する権利を買うための$690,000を調達。スフィアは内外をLEDパネルで覆った2万人収容の球形のアリーナで、内部にはハイビジョンの100倍の解像度の1.5万m2のLEDが設置されている